秩父で家づくり!のコラム
【第2回】まるでカフェ!人気の「ブルックリンスタイル」 ー古材を活かして、秩父のドッグサロンをリノベーションー
2022年01月22日(土)
前回ご紹介した、予約3ヵ月待ちの秩父のペットサロン、『アプリコット』さん。
2021年7月に、私たち丸山工務店でリノベーションしたばかりの店舗は、人気の「ブルックリンスタイル」です。
ブルックリンスタイルとは、工業地区だったニューヨーク・ブルックリン地区に建つ工場を、鉄骨や単管パイプといった素材ごと活かした、おしゃれなカフェやアパートメントから始まったデザイン。
工業地区から、おしゃれな住宅街へ変わったニューヨーク・ブルックリン地区
工場で使われてきたような素材や色、間取りを、家や店舗に採用することで、タフな頑丈さとすっきりミニマルな雰囲気が手に入ります。
『アプリコット』さんも、工場のような、構造材むき出しの天井や、仕切りの少ない間取りのおかげで、開放的な空間へ。
オーナーのKさんは、「古いものや、役目を終えたものを再生することが好き」だそう。
『アプリコット』オーナーのKさん
古材や廃材に、新しい価値を見い出して、別のものへつくり変える「アップサイクル」も、ブルックリンスタイルならでは。
Kさんの古いものへのこだわりが活きて、実用的で、しかも洗練された店舗が実現しています。
こだわり1 お子さんたちのベッドをテーブルへ再生
待合スペースのテーブルは、なんと、Kさんのお子さんたちが使っていた2段ベッドを、解体して再生した一点ものです。
こだわり2 廃材パイプでつくったウォールハンガー
『アプリコット』さんのリノベーション工事中に出た、廃材のパイプを切って、ウォールハンガーへアップサイクル。
生花を楽しんだ後、ドライフラワーに再生した「スワッグ」を飾って、店を華やかに。
こだわり3 使用済みコーヒー豆を再生した壁材
待合スペースの壁材には、ケイミューの「SOLID(ソリド)」を採用。
原料は、カフェから出た使用済みコーヒー豆をはじめ、古紙や火力発電所から出た石炭灰といった廃棄物を、セメントに混ぜたもの。原料の約6割が再生素材です。
使用済みコーヒー豆の深い色と、セメントからにじむ白華(はっか=炭酸カルシウム)の白い跡を、あえて残すことで、温かみのある質感をつくった壁材です。
古材や廃材を活かしたブルックリンスタイルは、「過ごした時間」や「思い出」に溢れた、温かみが伝わってくるデザインでもあります。
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