秩父で家づくり!のコラム
【第4回】秩父・築90年の古民家を「和モダン邸宅」へリノベーション
2021年03月28日(日)
100年以上、住み継がれてきた家も多い秩父地方。
「わが家は古すぎて、直せないのではないか?」とあきらめている人に、「リノベーション」をおすすめします。
家を骨組みまで解体して、間取りからつくり直す「リノベーション」。
愛着あるわが家のよさを残しながら、新築並みの新しい暮しを、手に入れられます。
例えば、古材を活かした、和モダンデザインの家はいかがでしょう?
こちらは、築90年以上の古民家を、素敵な和モダン邸宅へリノベーションした、秩父地方のTさん宅。
解体時に出てきた古材が活かした、ステキな部屋をごらんください。
目次
-
隠れていた「梁(はり)」を主役に
-
部屋に趣きをくれる「90歳の建具」
-
古材で「ワークスペース」づくり
1.隠れていた「梁(はり)」を主役に
明るいリビングに映える、シックな印象の「梁(はり=屋根の荷重を柱に伝える部材)」。
実は、リノベーションのために解体するまで、ずっと天井裏に隠れていた部材です。
いまではめずらしい、松でつくった梁は、90年以上、家を支えてきた影の立役者。
感謝の気持ちを込めて、きれいに塗り直すことで、リビングの主役に生まれ変わりました。
2.部屋に趣きをくれる「90歳の建具」
緑の眺めを引き立ててくれる、麻の葉と流水文様の「建具(たてぐ=開け閉めできる仕切りのこと)」。
実は、窓の外は、小さな庭なのですが、趣きある建具のおかげで、いきいきとした景色が生まれています。
この建具も、梁や柱といっしょに、90年以上、家族と過ごしてきた、思い出の品。
「麻の葉」は、生命力が強く、まっすぐ育つ麻にあやかって、赤ちゃんの産着や子どもの着物に、よく使われてきた模様です。最近の大ヒットアニメでも、注目を集めましたね。
流れる水を描いた「流水」は、火難除けや厄災を流すことを願った模様です。
願いのこもった建具が、3人の娘さんたちがいるTさん家族と家を、これからもずっと守ってくれることでしょう。
3.古材で「ワークスペース」づくり
家族がよく集まる、薪ストーブが暖かな、玄関の「ホール」。
ソファセットの裏には、広々とした「ワークスペース」があります。
こちらも、解体時に出てきた古材を磨いて、立派なデスクと長椅子ができました!
ここで、3人の娘さんたちが宿題をしたり、お父さんが仕事をしたり、お母さんが家計簿をつけたり。
家族の気配を感じながら、「リビング学習」も「リモートワーク」もできる、これからの時代にぴったりのワークスペースです。
あなたの大切な家も、リノベーションで、もっと素敵な家へ——興味を持たれた方は、お気軽に、私たち丸山工務店へご連絡ください。
空き家や別荘のリノベーションをして、秩父周辺への移住をお考えの方も、大歓迎です。
====================
丸山工務店のホームページはこちら。
新築・リノベーション事例がいっぱいです!
====================